ダブルデッキエレベーターとは?
ダブルデッキエレベーターは、2階建ての構造で作られているため、巨大な建物で大量輸送をする際には大いに役立ちます。
2003年に開業した六本木ヒルズにおいて、ランドマーク的な役割を担っている超高層ビルで初めて採用されています。
大きなダブルデッキ構造でありながらも、高速性能があることも特徴です。
高層ビルでは階ごとに高さが異なる構造になることが多いために、従来の技術でダブルデッキエレベーターを採用することは極めて困難でした。
ところが、最新式のダブルデッキエレベーターには階間調整機能が付いているため、着床階の階高に合わせて自由に調整できるようになりました。
このおかげで、複雑な構造の高層ビルにも対応可能になり、輸送効率も同時に向上しています。